烏鎮 霧雨の中に散歩
中國江南の水郷が古い町の風情を好きのお客様にとてもいい所です。上野の名物が桜のように、江南の名物が霧雨です。江南の霧雨風情を見ないと、江南に行ったことが言えません。
何千年の歳月を渡って煙のように霧雨の中で朧に霞む古い町の中で、江南の香りが漂っています。數メートル幅の路地の青い石版が雨の中で光っています。漂っていている古い木製の戸板の香りが人を元の歳月に持って戻ったのような感じがあります。
今、烏鎮で三十あまりの古い橋が保存され、その中の一番有名なのは西大街の雙橋です。向こうに眺め、石のアーチ橋の半円が水などに逆さに映った影が見えます。上の橋と下の橋が互いに映って、水郷の風情が漂っています。古い橋に沿ってそぞろ歩き、心の悩みも忘れます。この町は心を癒すことができます。